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まるで遺跡発掘現場のように2段階に法面状に地面を掘った所に、瓢箪型の池、流水、石垣、樹木が
配置されている、これは庭園だ。あたかもユング派の箱庭療法の配置のようでもある。機能としては、
芝川第七調整池という名前がついているように、台風などで川の増水をここに一時貯める所である。
配置図を見る限り古墳型庭園とも言える。約4mづつ、2段階に法面状に掘った地面は8メートル下
がっていて、大きいが囲まれた一つの坪庭的世界感があられている。水は流れていなかったが流水に
は、川の外だが州浜のような石のデザインがされている。大きな瓢箪型池、浄土庭園の池に似たのび
やかなカーブが美しい。まさに箱庭的コスミックワールドが広がっている。

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(年代分別: 庭園なるもの、住所:埼玉県さいたま市大宮区寿能町2丁目429-2近辺 大宮第二公園内)